出発点は、技術で世界と勝負できるエンジニアが育つ環境づくり
代表取締役CEO 三本 幸司
私は長きにわたり、大手のソフトウェア開発会社に勤めており、ソフトウェア開発を皮切りに、プロジェクトマネージャーから組織マネジメントまでを手がけてきました。日本の場合、ソフトウェア開発は企業からの発注を受けて開発する「受託開発」が中心。ビジネスモデルとしては建設業におけるゼネコンスタイルといえるでしょう。
一方で、現代の主流は米国シリコンバレースタイル。自分たちが創りたいものを、自分たちで資金を集め、技術開発をして製品に仕立て上げ、自分たちの責任においてマーケットに問う。Apple や MicrosoftやGoogleといったグローバル IT 企業はそのようにスタートし成長しました。市場から、世界から、認められたということです。そのようなシビアな環境と、受託というある意味で守られている環境と、どちらが 技術力の高いエンジニアが育つか。答えは明白です。
私はグローバル IT 企業のように、自分たちでリスクを取り、技術と成果で勝負するということがしたかったのです。グローバル IT 企業のエンジニアに負けないようなエンジニアが育つ環境を作りたい。そういう人材がこれからの日本には絶対に必要になると確信していました。